日本チェーンストア協会が22日発表した全国スーパーの2008年1-9月期の売上高は9兆7858億円と、店舗調整前で前年同期比5・1%減となった。物価高や収入減、世界的な金融不安が消費マインドを冷やしており、年間売上高も前年割れとなる見通しが強まってきた。
一方、たばこ自動販売機の成人識別カード「タスポ」導入によるたばこの増販効果で、コンビニエンスストア主要11社の1-9月期の売上高は5・7%増の5兆8100億円と好調。百貨店の5兆3534億円を上回り、年間でも初めて抜く可能性が高い。流通業界の勢力図が大きく変化してきた。
スーパーの1-9月期は、店舗調整後でも0・4%減。夏場の天候不順などで、衣料品や日用品の不振が深刻化。堅調だった食料品も9月に入って汚染米の不正転売問題が発覚した影響などで、業績の足を引っ張った。
1-9月期の減少ペースが続いた場合、年間売上高は13兆2600億円程度になり、過去最高だった1997年と比べ約3兆6000億円も減る。
出典:47NEWS